商品説明
吉井義一著
判型: A5 並製
頁数: 344
ISBN: 978-4-8329-9023-4
Cコード: C3045
発行日: 1992-05-25
●本書の特徴
頻発する原子炉事故が与える環境への影響を考慮し,またICRPの勧告の立場やLQ理論を取り入れ,数値,単位等を統合.著者長年の経験に基づき,具体的且つ平易に解説する.
●目次
第 1章 放射線物理学
1 原子と放射線
2 放射線と物質の相互作用
3 放射線の単位・測定・統計・照射装置
4 放射線化学
第 2章 放射線生物学
1 放射線生物学機構
2 生物分子の放射線作用
3 細胞・染色体の放射線作用
4 放射線感受性
5 身体的障害
6 遺伝的影響
第 3章 放射性同位体・安定同位体の生物・医学への応用
1 アイソトープ実験法
2 アイソトープ測定技術
3 放射性同位体の生物・医学への応用
第 4章 放射線の生物効果の応用
1 植物・動物および微生物への応用
2 がんの治療
第 5章 環境放射線と放射生物学
1 環境放射線
2 放射生態学
第 6章 放射線管理
1 放射線許容量
2 放射線防護
3 放射線管理
●著者紹介
吉井 義一
大阪大学医学部講師,京都大学原子炉実験所助教授,北海道大学獣医学部放射線学教室教授を経て,
関西医科大学講師.
放射線生物学・生物物理学専攻.
主要著書:
新医用機器の物理学(南山堂)
放射線障害の機構(分担執筆,学会出版センター)
生物物理学(共著,裳華房)