商品説明
足達富士夫編
判型: A5 上製
頁数: 404
ISBN: 978-4-8329-9091-3
Cコード: C3052
発行日: 1982-05-25
●本書の特徴
寒冷との格闘を要求されながら断熱工法等の技術的側面での対応が中心となっている北海道の住宅建築をとりあげ,北海道の住宅計画が本来あるべき姿を系統的に検討する総合研究.住様式,空間構成,生産システム,需給構成等の多角的な側面から,風土に生きる住宅問題を論ずる.
●目次
序 論
1 風土と住宅
2 地方性研究の視点
3 北海道における住宅研究
第1章 住宅の地方性
1 住宅事情の地方性
2 北海道の住生活様式
第2章 都市住宅の空間構成と住まい方
1 独立住宅
2 集合住宅
3 街区の構造
第3章 農村住宅
1 農村住宅変貌の背景
2 住宅変化と動向
3 住宅の形態
4 空間構成要素と住生活の変化
第4章 住宅生産の構造
1 北海道の住宅生産-供給の特徴
2 注文住宅のデザイン・プラン等の特徴
3 デザイン・プラン等の決定過程
4 注文住宅のコスト構成と部位・部材の性格
5 北海道の住宅生産の特質と課題
第5章 住宅の供給構造
1 北海道都市の住宅事情
2 住宅需要からみた階層性
3 住みかえ行動
4 民間木造アパート供給の特色
第6章 要約と提言
1 住宅の姿
2 閉鎖型の住様式
3 住宅の形
4 街区の整備
5 農村住宅
6 生産システム
7 住宅の需給構造
●著者紹介
足達 富士夫
1932年京都府生まれ
1955年京都大学建築学科卒業
現在,北海道大学名誉教授