商品説明
安田一次著
判型: A5 並製
頁数: 230
ISBN: 978-4-8329-9041-8
Cコード: C3054
発行日: 1976-10-25
●本書の特徴
Fuorier 変換を基本とする波形伝送論と Lapllace 変換を基本とする過渡現象論とを一貫した思想のもとでまとめることにより線型回路の性質は一層深く理解できるようになるとの考えのもとにつくられたテキスト.
●目次
1 Fourier 級数と Fourier 変換
2 デルタ関数と単位ステップ関数
3 Parseval の等式
4 二重 Fourier 級数と Manley Rowe 関係式
5 重畳の定理とたたみこみの定理
6 ステップ応答とインパルス応答
7 標本化定理
8 離散的 Fourier 変換と高速 Fourier 変換
9 無ひずみ伝送,振幅ひずみ,位相ひずみ
10 周波数関数の偶関数と奇関数
11 回路の安定性と複素周波数
12 Hurwitz の多項式
13 駆動点,および伝達インピーダンスの極と零点
14 伝達インピーダンスの構成
15 伝達インピーダンスの位相の逓減
16 Bode の積分定理
17 Hilbert の変換
18 Jordan の補助定理
19 積微分方程式のFourier 変換
20 Lalace 変換
21 Laplace 変換に関する基本定理
22 閉路方程式の Laplace 変換
23 節点方程式の Laplace 変換
24 初期条件
25 すみやかな過渡現象
26 蓄電器と線輪の時間域等価回路
27 Thevenin の定理
28 p 平面上の極とインパルス応答
29 Laurent の展開と主要部
30 Laplace の逆変換
31 Heaviside の展開定理
32 留数の定理と Laplace の逆変換
33 古典的解法と Laplace 変換による解法との関係
●著者紹介
安田 一次
1935年,北海道大学工学部電気工学科卒業.
1937年,NHK 技術研究所入所(ラジオ,テレビ,超短波の回路ならびに通信方式の研究に従事).
1967年,北海道大学工学部教授(電磁気学,電気回路学,システム工学).
1975年,北海道大学を退官.