商品説明
東 三郎著
判型: A5 並製
頁数: 294
ISBN: 978-4-8329-9051-7
Cコード: C3061
発行日: 1979-11-25
●本書の特徴
地形の変動を物理的かつ循環論的論理から演繹する従来の議論に挑み,地表は絶えず動いているという発想を基に,変動の歴史性を動的に把握する意義を協調した意欲作.有珠山泥流問題などを含む長期の研究成果を踏まえ,新たな方法論を提起した,防災・林業関係者必読の書.
●目次
第 1章 不可逆変化と自然災害
第 1節 侵食現象
第 2節 自然観
第 3節 災害観
第 2章 地表変動と指標植物
第 1節 指標植物
第 2節 あての研究
第 3節 木本侵入の研究
第 3章 地表変動の実態
第 1節 山地斜面の変動
第 2節 堆積地の変動
第 3節 海岸砂丘の変動
第 4章 野外調査の方法
第 1節 動的情報
第 2節 野外調査の手順
第 3節 空間論的視点
●著者紹介
東 三郎
1926年生まれ.
1953年,北海道大学農学部林学科卒業.
北海道大学農学部教授(砂防工学教室).農学博士.
主要著書:
北海道林業の諸問題 (共著,日本林業調査会,1968)
防災施業の手引 (北見営林局,1971)
環境林をつくる (北方林業会,1975)
林業の経営と森林施業 (共著,北海道大学図書刊行会,1980)
低ダム群工法 (北海道大学図書刊行会,1982)
ヒガシ サブロウ