商品説明
足羽進三郎著
判型: A5 上製
頁数: 256
ISBN: 978-4-8329-5081-8
Cコード: C3061
発行日: 1976-01-25
●本書の特徴
長年の学問的関心である欧米の農協運動の展開を基軸におき,理論的にも実証的にも高度の水準を誇る日本の農協研究に,さらに国際的な視角を提供した著者の業績を集大成した労作.日本と欧米の農協運動・農協理論も鋭く対比させ,広い視野に立つ農協研究を展開する.
●目次
序 章 資本主義と協同組合
第 1節 協同組合の成立と発展
第 2節 協同組合の理論的考察
第 1章 日本農業における協同組合の成立と展開
第 1節 産業組合法の制定過程
第 2節 農村産業組合の展開
第 3節 農業協同組合の発足
第 2章 市場構造の変化と農業協同組合—ニューイングランドの場合
第 1節 市場構造と農業および農協
第 2節 ニューイングランドの農業
第 3節 ニューイングランド農産物市場構造と協同組合
第 4節 農協存立の要件
第 3章 アイルランドの農業開発と農協
第 1節 農業開発と農協
第 2節 土地改良と農協
第 3節 農協の発達と農業開発
第 4節 農業開発と農協の新しい役割
第 4章 アメリカにおける協同組合の経済理論について
第 5章 農業協同組合の資本構造—アメリカと日本の農協の比較研究
第 1節 序 説
第 2節 協同組合組織と資本形成
第 3節 アメリカと日本における農協の発展
第 4節 アメリカと日本における農協の資本調達方法
第 5節 アメリカと日本における農協の資本構成の現状
第 6節 アメリカの農協のいくつかの個別事例
第 7節 アメリカにおける農協の回転資金計画
●著者紹介
足羽 進三郎
北海道大学農学部教授(農業協同組合論講座担当)を経て,
札幌商科大学教授.北海道生協連会長.
主要著書:
農協の現状と課題 (東洋経済新報社,1974)
農業経済学大要 (養賢堂,1967)