商品説明
S.M. ジャコービィ 著/荒又 重雄・木下 順・平尾 武久・森 杲 訳
判型: A5 上製
頁数: 452
ISBN: 978-4-8329-5342-0
Cコード: C3034
発行日: 2005-01-25
●本書の特徴
Employing Bureaucracy’を,良い仕事” を労働者に提供するシステムとして把握し,労使関係や社会福祉運動を含む広い背景から, アメリカ労務管理の成立史を生き生きと描き出した労作.人事 ・労務管理論のみならず,広くアメリカ史,社会学等にも問題を提起する.1950年から現在までの労使関係の展開を増補.
●目次
雇用慣行の日米の比較—日本語版読者への序文
第1章 それが以前のやり方だった—1915年までの工場労働者
第2章 体系的管理と福利厚生事業
第3章 職業指導
第4章 諸問題,問題解決者,新しい専門職業
第5章 危機と変化,第一次大戦期
第6章 異相の1920年代
第7章 大恐慌への対応
第8章 もうひとつの大転換—1936-45年
第9章 1950年代から今日まで
●著者紹介
サンフォード M. ジャコービィ
ニューヨーク市生まれ.
ペンシルヴェニア大学を卒業後,カリフォルニア大学バークリ校で経済学博士.
カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)経済学大学院教授.History and Management を担当.
荒又 重雄
北海道大学名誉教授.社会政策・労務管理論専攻
木下 順
國學院大學経済学部教授.アメリカ労資関係論専攻
平尾 武久
元札幌大学経営学部教授.アメリカ労務管理史専攻
森 杲
札幌大学経営学部教授.経営史・アメリカ経済史専攻