商品説明
杉森滉一・木村和範編著
判型: A5 上製
頁数: 320
ISBN: 978-4-8329-2821-3
Cコード: C3033
発行日: 2000-01-10
●本書の特徴
統計の持つ二つの性質—数量的 なデータであることと社会的歴史的認識の結果であること—の間の連関を探り,そこから生ずるさまざまな認識論的 ・方法論的問題を批判的に検討. 21世紀における社会科学としての統計学のあり方を問う.
*「統計と社会経済分析シリーズ」の既刊書は「出版物総目録」でご案内しています:
●目次
第1章 経済研究における統計利用の基本問題—経済研究と社会情報としての統計の利用をめぐって (是永純弘)
第2章 「統計利用者のための統計学」から「公民権のための統計学」へ—ヒンデスの官庁統計論との関連で (山田 満)
第3章 工程の声をきく—統計的品質管理の勃興と衰退 (池田 伸)
第4章 官僚制的組織と業務統計の基礎概念 (岡部純一)
第5章 統計データの信頼性 (杉森滉一)
第6章 条件診断と社会科学の方法 (佐野一雄)
第7章 マクロ計量モデルと変数選択 (木村和範)
第8章 ミクロデータの利用とパネルデータ—DOR 景況パネルデータを素材に (坂田幸繁)
第9章 産業連関的経済分析の方法と課題 (岩崎俊夫)
第10章 因子分析の機能と利用時の問題点—社会現象への適用を中心にし (千葉敦史)
●著者紹介
杉森 滉一
中央大学経済学部教授
木村 和範
北海学園大学経済学部教授