商品説明
統計と社会経済分析 1
統計と統計理論の社会的形成
長屋政勝・金子治平・上藤一郎 編著
定価:4,180円(本体価格3,800円+税)
判型:A5 上製
頁数:304
ISBN:978-4-8329-2811-4
Cコード:C3033
発行日:1999-06-10
●本書の特徴
近代社会における統計と統計理論の成立を,従来不足していた社会的歴史的契機と可能な限り有機的に関連づける視点から解明した統計史の社会史的研究.社会統計学グループの6年間にわたる共同研究の成果.
■統計と社会経済分析〈全4巻〉
〈第1巻〉統計と統計理論の社会的形成
長屋政勝・金子治平・上藤一郎 編著/A5判・300頁/定価:本体価格3,800円+税
〈第2巻〉統計学の思想と方法
杉森滉ー・木村和範 編著/A5判・320頁/定価:本体価格3,800円+税
〈第3巻〉日本経済の分析と統計
近昭夫・土居英二・藤江昌嗣 編著/A5判・372頁/定価:本体価格4,400円+税
〈第4巻〉現代の労働・生活と統計
岩井浩・福島利夫・藤岡光夫 編著/A5判・394頁/定価:本体価格4,200円+税
●目次
序文
第1章 17世紀後半オランダにおける人口統計と確率論の交錯:C.ホイヘンスの「チャンスの価格」とデ・ウィットの「終身年金の現在価額」について
はじめに
1.C.ホイヘンスの「チャンスの価格」と「期待値」
2.ホイヘンス兄弟によるグラントの生命表の検討
3.デ・ウィットによる終身年金の現在価額の計算
おわりに
第2章 ケトレーにおける「統計学」と「社会物理学」の構想
はじめに
1.ケトレーの「統計学の定義」
2.ケトレーにおける「社会物理学」の構想
3.ケトレーの「統計学の定義」と「社会物理学」との関係
おわりに
第3章 イギリスにおける人口統計の展開:ヴィクトリア中期の人ロセンサスを中心に
はじめに
1.1841年センサスの評価と1851年センサス
2.1851年の学校調査と宗教調査
3.1861・71年のセンサス
おわりに
第4章 マンチェスター統計協会とジェヴォンズの統計方法論
はじめに
1.マンチェスター統計協会史
2.マンチェスター統計協会とジェヴォンズ
3.マンチェスター統計協会とロンドン統計協会
おわりに
第5章 ウィリアム・ファーのコレラ調査と統計的方法
はじめに
1.対立する二つの説
2.スノーのブロード街コレラ調査
3.ファーのコレラ調査と統計的方法
おわりに
第6章 国家・社会・統計:近代ドイツにおける社会統計の形成
はじめに
1.19世紀前半ドイツの社会経済統計
2.関税同盟統計
3.近代社会統計と統計理論の成立
おわりに
第7章 日本における生産統計の始源:「物産表」生誕事情
はじめに
1.生産統計の胎動
2.「物産表」調査の変遷
3.生産統計への展望
おわりに
補論 「統計の日」制定に至る経緯
第8章 優生学とイギリス数理統計学:近代数理統計学成立史
はじめに
1.優生学と変異の統計的分析
2.生物測定学と統計的方法
3.数理統計学における記述と推測
おわりに
第9章 イギリスにおける任意抽出標本理論の形成:A.L.ボーレーの1912年レディング調査を中心に
はじめに
1.任意抽出標本理論の意義に関するボーレーの見解:1912年レディング調査の基礎理論
2.任意抽出標本理論の応用:1912年レディング調査
おわりに
人名索引
事項索引
●著者紹介
長屋 政勝(ながや まさかつ)
京都大学総合人間学部教授
*第6章執筆
金子 治平(かねこ じへい)
神戸大学農学部助教授
*第3章執筆
上藤 一郎(うわふじ いちろう)
鈴鹿国際大学国際学部助教授
*第8章執筆
吉田 忠(よしだ ただし)
京都大学名誉教授,大阪工業大学情報科学部教授
*第1章執筆
佐藤 博(さとう ひろし)
専修大学名誉教授
*第2章執筆
成島 辰巳(なるしま たつみ)
大阪学院大学経営科学部教授
*第4章執筆
廣岡 憲造(ひろおか けんぞう)
旭川医科大学医学部助手
*第5章執筆
藪内 武司(やぶうち たけし)
岐阜経済大学経済学部教授
*第7章執筆
木村 和範(きむら かずのり)
北海学園大学経済学部教授
*第9章執筆
(第2刷〈2000-07-10〉発行時の情報です)