商品説明
M.L.ベネディクト著/常本照樹訳
判型: 四六 上製
頁数: 266
ISBN: 978-4-8329-3201-2
Cコード: C3032
発行日: 1994-05-25
●本書の特徴
アメリカ憲法の歴史をアメリカ立憲主義の思想の歴史としてとらえ,植民地時代からクリントン政権まで,その時代の主要なテーマと論点を明らかにしながらたどった,アメリカ憲法史の全体像を的確に提示する初の概説書。
●目次
序 文
はじめに
第1章 立憲主義の起源
第2章 独立革命
第3章 合衆国憲法の制定
第4章 建国初期の憲法問題
第5章 平等の権利と司法審査制
第6章 民主主義と州権
第7章 奴隷制度と憲法
第8章 南北戦争期の連邦理論と憲法
第9章 南部の再建と憲法
第10章 レッセ・フェールと州権
第11章 革新主義の時代
第12章 自由主義対保守主義——1920年代
第13章 ニュー・ディールと憲法
第14章 リベラル・コンセンサスの確立
第15章 リベラル・コンセンサスと平等
第16章 大統領権限の制約
第17章 保守主義の復建
エピローグ
訳者あとがき
参考文献
歴代連邦最高裁判所裁判官
歴代大統領・副大統領
判例索引
●著者紹介
マイケル・レス・ベネディクト
1945年 イリノイ州に生まれる
1971年 ライス大学大学院歴史学研究科修了 (Ph. D.)
1991−92年 イェール大学ロー・スクール客員教授
現在 オハイオ州立大学歴史学科教授
常本 照樹
1955年 北海道に生まれる
1983年 北海道大学大学院法学研究科修了(法学博士)
1990−91年 カリフォルニア大学(バークレー)ロー・スクール研究員
現在 北海道大学法学部教授(憲法専攻)