商品説明
小川浩三編
判型: A5 上製
頁数: 408
ISBN: 978-4-8329-2661-5
Cコード: C3332
発行日: 2000-11-25
●本書の特徴
「国家の誕生」「アジアの近代」「近代国家の変容」の3部構成.近代の前から,外から,そして「後」から,近代とは異なるものを対置することにより,「近代的なもの」を再解釈する.全6巻完結!
* 「北大法学部ライブラリー」 シリーズは 「出版物総目録」 でご案内しています:
●目次
I 国家の誕生
対論を求めて——中世法学と教皇立法権(小川浩三)
中世後期ドイツの領邦と家門——Levold von Northof の『マルク伯年代記』を素材として
(田口正樹)
共和制の時間と空間——アメリカ建国の政治思想(中野勝郎)
II アジアの近代
近世日本における「神の見えざる手」——堂島米相場の町人思想(野村真紀)
東アジアの国籍と近代——1920年代における「国民」をめぐる言説(孫 安石)
中国で近代法はなぜ拒絶されるか——無罪推定原則をめぐって(鈴木 賢)
III 近代国家の変容
領域国家の終焉——グローバル化とポスト主権状況(中村研一)
階級政治論の再構成(新川敏光)
●著者紹介
小川 浩三
北海道大学大学院法学研究科教授