商品説明
田村善之編
判型: A5 上製
頁数: 466
ISBN: 978-4-8329-2631-8
Cコード: C3332
発行日: 1999-05-25
●本書の特徴
インターネット上の著作権や表現規制の問題,マイクロソフトと独禁法,個人情報保護,保険契約のモラルハザードなど,情報化社会の様々な問題に多角的に切り込む.
●目次
I 情報と法
財としての情報とその法的保護——「法と経済」からのアプローチ (松村良之)
他保健契約の告知義務のあり方 (山本哲生)
情報社会における国家機能と行政責任の変化——統御資源”情報”が行政法総論に及ぼす影響
(R. ピッチャス 執筆 / 大西有二 監訳)
ドイツにおける民間個人情報の立法的保護 (村上裕章)
II 情報とインターネット
インターネット上の著作権侵害行為の正否と責任主体 (田村善之)
サイバースペースにおける表現の法的規制と私的コントロール (常本照樹)
情報の高度化と犯罪の「域外適用」について (齋野彦弥)
III 情報と産業
「財界世話業」と経済システムの危機——戦前日本「財界」の形成と組織化 (松浦正孝)
ハイテク産業の収穫逓増と反トラスト政策——マイクロソフトと「正のフィードバック」論
(稗貫俊文)
●著者紹介
田村 善之
北海道大学法学部助教授.知的財産法