商品説明
丹宗昭信・宮坂富之助・実方謙二・菊地元一・根岸 哲編
判型: A5 並製
頁数: 344
ISBN: 978-4-8329-2521-2
Cコード: C3332
発行日: 1977-04-25
●本書の特徴
構造不況下で新たな試練を迎えた日本の独禁法体系を,最強のメンバーで紹介する.付判決を含め全41件.
●目次
第一 私的独占
1 金融上の圧力による排除
2 株式保有による支配
3 価格先導と私的独占
第二 不当な取引
4 縦の協定と不当な取引制限の当事者
5 暗黙の合意
6 アウトサイダーの追随値上げと競争の実質的制限
7 行政指導と不当な取引制限
8 カルテル行為の反復と事業者団体の解散
9 共販会社と株式処分
10 共同交渉による価格決定
第三 事業者団体
11 事業者団体と情報交換
12 事業者の範囲
13 集団的再販売価格維持
14 事業者団体によるボイコッ
第四 企業結合
15 間接的株式保有
16 大型合併と競争の実質的制限
17 役員兼任と経営関与
第五 不公正な取引方法
18 国際的特許実施許諾と拘束条件付契約等
19 国際的市場分割カルテル
20 一手販売権許与と特約店契約
21 排他的特約店契約と流通系列化
22 再販売価格維持事件
23 ピラミッド式販売方法(マルチ商法)
24 役員選任の干渉
25 歩積両建預金と優越的地位の濫用
26 二重価格表示
27 不当廉売事件
第六 手続その他
28 審決取消訴訟の原告適格
29 実質的証拠の原則
30 独禁法違反行為の私法上の効力
31 損害賠償と審決確定
32 排除命令不遵守にたいする刑事制裁
●著者紹介
丹宗 昭信
北海道大学教授
宮坂 富之助
早稲田大学教授
実方 謙二
北海道大学教授
菊地 元一
青山学院大学助教授
根岸 哲
神戸大学助教授