商品説明
埴原和郎・藤本英夫・浅井 亨・吉崎昌一・河野本道・乳井洋一著
判型: B6 並製
頁数: 298
ISBN: 978-4-8329-3011-7
Cコード: C1039
発行日: 1972-04-25
●本書の特徴
真のアイヌ像の認識なくして「アイヌ問題」の根底的把握は不可能である.これまでヴェールに包まれてきたアイヌ学の根源について人類学・考古学・民族学・言語学各分野のメンバーが,最新の仮説・方法論を縦横に展開する白熱のシンポジウム.各紙誌にて絶賛.
●目次
1 アイヌ論への招待
2 石器時代の彼方に
3 崩壊と抵抗の歴史
4 葬制の系譜
5 アイヌの骨を読む
6 衣食住の伝統
7 物質文化をさぐる
8 北方とのつながり
9 アイヌ語を考える
10 プロトアイヌ農耕論
11 アイヌ文化の形成
●著者紹介
埴原 和郎
1927年生まれ
1951年東京大学理学部卒業
札幌医科大学助教授(法医学教室)
専攻:自然人類学・法医学
主著:『人類学読本』(共著)、『骨を読む』
藤本 英夫
1927年生まれ
1950年北海道大学法文学部卒業
日本民族学会理事
専攻:考古学・民族学
主著:『天才アイヌ人学者の生涯』『北の墓』
浅井 亨
1930年生まれ
1957年東京大学文学部言語学科卒業
北海道大学文学部助手(言語学教室)
専攻:言語学
主著:「アイヌ語の文法」(『アイヌ民族誌』所収)
吉崎 昌一
1931年生まれ
1954年明治大学文学部卒業
北海道大学理学部助教授(人類学担当)
専攻:文化人類学・先史学
主著:「北海道」(『日本の考古学』Ⅱ所収)
河野 本道
1939年生まれ
1964年北海道大学文学部卒業
北海道大学教養部講師(人類学担当)
専攻:文化人類学
主著:『アイヌの世界』(共著)
乳井 洋一
1935年生まれ
1957年東北大学文学部卒業
北海道新聞社会部記者
日本推理作家協会会員