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中尾佐助著/解説・佐々木高明 判型: A5 上製・函入・月報付き 頁数: 916 ISBN: 978-4-8329-2901-2 Cコード: C3345 発行日: 2006-02-25 ●本書の特徴 中尾佐助の最も良く知られた業績が「照葉樹林文化論」である。種(タネ)から胃袋までに至る経路にかかわる農業と料理の要素,テリトリーや美意識に関する要素,そして衣に至る文化的要素を分類の道具で整理し,体系的にまとめあげ,論考したのが照葉樹林文化論である。アジアの文化史にせまる独創的発想と徹底的な実証研究に満ちた著述を「未完の大仮説」として集大成した。初期には重心をおいていなかった稲作文化(パディ文化)への展開や,東アジアの農耕文化における根栽農耕文化と照葉樹林文化の上下関係の変更など,新しい事実の発見にもとづいて枠組みを修正し,時を追うにつれて仮説は深化している。照葉樹林文化論の着想から肉付け・深化の過程を読み解いていただきたい。 ●目次 口 絵 中尾佐助の発想を生み出した景観と文化 凡 例 第I部 続・照葉樹林文化——東アジア文化の源流 「中尾佐助著作集」への収録にあたって(佐々木高明) / 序説 / シンポジウム (1) 照 葉樹林文化と根栽農耕文化 / (2) ジャポニカ・ライスの起源 / (3) モチ種穀物の創出 / (4) 照葉樹林文化と焼畑 / (5) 照葉樹林文化のさまざまな要素 / (6) 東亜半月弧の提 唱 / (7) 歌垣と妻問い 第II部 照葉樹林文化と日本 第1章 照葉樹林文化の核心地帯ブータンとネパール / 第2章 照葉樹林文化を構成 するもの / 第3章 照葉樹林文化論の誕生 第III部 現代文明ふたつの源流——照葉樹林文化・硬葉樹林文化 オリーブとムギ——硬葉樹林の文化 / イネの文明——照葉樹林の文化 / 断絶の歴史、 連続の歴史 第IV部 照葉樹林と文化 照葉樹林文化小論 / 照葉樹林文化の森林観 / 照葉樹林文化の建築 / 照葉樹林との出 あい / 雲南に照葉樹林をたずねて 第V部 照葉樹林文化と農耕文化 “稲の祖先”を探る——貴重な原始「野生稲(オリザ・ペレニス)」北インド、アッサムで 発見 / 照葉樹林文化と稲作文化——植物栽培からみた東アジア文化論 / 東アジアの農 耕とムギ / ナラ林文化の提唱 / 中国周辺山岳地帯の農耕文化類型について——莜麦 (ユウマイ)とそのなかまの穀物 / 糯大麦について / 東南アジア農耕文化試論 / 先農 耕段階とその類型——農耕起源論と関連して / 料理の国の高い農業生産力 / 21世紀農 耕文化の発展方向 解 説 照葉樹林文化論——中尾佐助の未完の大仮説………佐々木高明 解題 あとがき 略年譜 / 探検・調査歴 主要著作一覧 索引 ●著者紹介 中尾 佐助
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