商品説明
中尾佐助著作集 第Ⅴ巻 ー 分類の発想
中尾佐助著/解説・岩槻邦男
定価:13,200円(本体価格12,000円+税)
判型:A5 上製・函入・月報付き
頁数:846
ISBN:978-4-8329-2891-6
Cコード:C3345
発行日:2005-12-25
●本書の特徴
中尾佐助の最も良く知られた業績が「照葉樹林文化論」である。種(タネ)から胃袋までに至る経路にかかわる農業と料理の要素,テリトリーや美意識に関する要素,そして衣に至る文化的要素を分類の道具で整理し,体系的にまとめあげ,論考したのが照葉樹林文化論である。アジアの文化史にせまる独創的発想と徹底的な実証研究に満ちた著述を「未完の大仮説」として集大成した。初期には重心をおいていなかった稲作文化(パディ文化)への展開や,東アジアの農耕文化における根栽農耕文化と照葉樹林文化の上下関係の変更など,新しい事実の発見にもとづいて枠組みを修正し,時を追うにつれて仮説は深化している。照葉樹林文化論の着想から肉付け・深化の過程を読み解いていただきたい。
●目次
凡例
第1部 分類の発想:思考のルールをつくる
第2部 分類の論理
第3部 文化と分類
第4部 植物と分類
第5部 フィールドと分類
第6部 分類の道具でみた論文と本
解説 中尾さんの「分類」観………岩槻邦男
解題
あとがき
索引
●著者紹介
中尾 佐助(なかお さすけ)
[解説執筆]
岩槻 邦男(いわつき くにお)
兵庫県立人と自然の博物館館長・東京大学名誉教授
(本書刊行時の情報です)