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志田恭子著 判型: A5 並製 頁数: 298 ISBN: 978-4-8329-6705-2 Cコード: C3022 発行日: 2009-06-25 ●本書の特徴 バルカンに面したベッサラビアを事例に、帝政ロシアによる辺境統治研究に新しい枠組みを提示する。辺境統治について、民族地域のロシア化とそれに対する抵抗という構図からのみとらえるのではなく、帝国の内政と外交や、膨張と統合など総合的に分析する。各国の史料を読みとく中で、中央政府がベッサラビアについて、ポスト・ビザンツ空間としての有用性に着目し、帝国膨張の道具として利用する姿を活写する。 ●目次 まえがき 凡例 序 章 第一節 研究の目的と視角 第二節 ベッサラビア研究史について 第三節 史料 第四節 本書の構成 第一章 ロシアの南下政策とベッサラビアの成立 第一節 ベッサラビア併合までのロシアのバルカン進出 第二節 ベッサラビアの風土、社会階層、民族 第二章 バルカン情勢が生んだ総督府 第一節 新たな正教地域の創出 第二節 エテリア蜂起とノヴォロシア・ベッサラビアの統合 第三節 露土戦争と総督府設置 第三章 対外政策としての「大改革」 第一節 統一ルーマニアの誕生まで 第二節 アレクサンドル・クザの改革 第三節 ベッサラビアにおける郡改革 第四節 ベッサラビア農民改革 第五節 ベッサラビアにおけるゼムストヴォ設置 第四章 ビザンツ法文化圏のなかのベッサラビア 第一節 ビザンツ帝国の諸法典 第二節 ドナウ二公国におけるビザンツ法継受 第三節 ビザンツ法文化圏の広がり 第四節 ベッサラビアの現地法と1843年廃止論議 第五節 司法改革と現地法問題 第五章 ロシアの正教外交とベッサラビア外国修道院領 第一節 ドナウ二公国の外国修道院領問題 第二節 ベッサラビアの外国修道院領問題 第三節 「ロシア宣教団」の活動 第四節 イグナチエフ外交と修道院領収入の国有化 第五節 『シナイ写本』問題 第六節 シリアにおける正教外交と「パレスチナ協会」 第七節 シリア・カルデア派への宣教とイラン外交 第八節 ベッサラビア県ゼムストヴォとペテルブルクの攻防 結 論 参考文献 索引 ●著者紹介 志田 恭子 1971年生まれ 2006年 北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了 2006年−2009年3月 北海道大学スラブ研究センター学術研究員,北海道大学スラブ研究センターCOE共同研究員 主な業績に,「ベッサラビアからみるロシア帝国研究と跨境論」『ユーラシア—帝国の大陸(講座スラブ・ユーラシア学3)』(講談社,2008年),「帝政ロシアにおける国内問題と外交との関係性——クリミア・グルジアのアトス問題を事例に」(『ロシア史研究』第81号,2007年)他
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