●著者一覧
ニック・クラフツ(Nick[Nicholas]Crafts)
ウォーリック大学経済史教授
British Economic Growth during the Industrial Revolution(1985)ほか、イギリスとヨーロッパの経済成長に関する論文多数。
トム・ディヴァイン(Tom[Thomas Martin]Devine)
ストラスクライド大学スコットランド史教授[現在、エディンバラ大学スコットランド史教授]
スコットランド史に関してLairdsand Improvement in Enlightenment Scotland(1979); The Great Highland Famine: Hunger、Emigrationand the Scottish Highlands in the Nineteenth Century(1988)など執筆。
ロドリック・フラッド(Roderick Floud)
ロンドン大学バークベックコレッジ近代史前教授、現在ロンドン市ポリテクニク学長[ロンドン市立大学前学長]
最新の著書は、The Heights of the British, 1750-1980(with A. Gregory and K. W. Wachter, 1989)。
サリー・ハーヴェイ(Sally Harvey)
リーズとオックスフォードの大学で中世史講師[原著刊行当時]
Domesday Book and its Purpose(1987)ほか、ドゥームズデイ調査に関する論文多数。
ジェイン・ルイス(Jane Lewis)
ロンドン経済学院社会科学・行政学准教授[現在、同学院社会政策教授]
The Politics of Motherhood(1980); Women in England 1870-1950(1984)など、広範に女性とと女性史を執筆。
ロジャー・ミドルトン(Roger Middleton)
ブリストル大学経済史講師[現在、同大学政治経済史教授]
Towards the Managed Economy: Keynes, the Treasury, and the Fiscal Policy Debate of the 1930s(1985)ほか、イギリス経済政策に関する論文多数。
ボブ・モリス(Bob[Robert John]Morris)
エディンバラ大学経済・社会史学部上級講師[現在、同大学経済社会史教授]
Class and Class Consciousness during the Industrial Revolution(1979); The Atlas of Industrializing Britain, 1790-1914(co,editor, 1986)執筆。
マーク・オーヴァートン(Mark Overton)
ニューカッスル大学地理学講師[現在、ェクセター大学経済社会史教授]
農業史に関する論文多数。Agricultural Reglution in England: the transformation of the rural economy 、1550-1830 を完成しつつある。
テッド・ロイル(Ted[Edward]Royle)
ヨーク大学歴史学上級講師[現在、同大学歴史学教授]
Radicals, Secularists, and Republicans(1980); Modern Britain, A Social History, 1750-1985(1987)ほか、経済・社会史の論文多数。
パット・セイン(Pat Thane)
ロンドン大学ゴールド・スミスコレッジ社会科学・行政学上級講師[現在、同大学歴史学研究所現代英国史教授]
現代社会政策史の専門家。TheFoundations of the Welfare State(1982)など、社会福祉に関して広範に執筆。
マイケル・トムスン(Michael Thompson)ロンドン大学歴史学研究所所長[原著刊行当時]
English Landed Society in the Nineteenth Century(1963); The Rise of Respectable Society. A Social History of Victorian Britain(1988)など、イギリス経済・社会史に関して多数執筆。
マイケル・ターナー(Michael Turner)
ハル大学経済史上級講師[現在、同大学教授]
English Parliamentary Enclosure(1980); Enclosures in Britain 1750-1830(1984)など執筆。
トニー・リグリー(Tony[Edward Anthony]Wrigley)
ロンドン経済学院人口研究前教授、人口と社会構造史ケンブリッジグループ所長、オックスフォード、オールソウルズ上級リサーチフェロー[ケンブリッジ大学経済史前教授、英国学士院前会長]
The Population History of England 1541-1871. A Reconstruction(co,author 1981)執筆。
●訳者一覧
松村 高夫(まつむら たかお)
慶應義塾大学名誉教授。専門はイギリスの社会史・労働史。
著書に『日本帝国主義下の植民地労働史』(不二書房、2007年)、『イギリスの鉄道争議と裁判:タフ・ヴェイル判決の労働史』(ミネルヴァ書房、2005年)、The Labour Aristocracy Revisited : The Victorian Flint Glass Makers(Manchester University Press, 1983)。
共著書に『連続講義東アジア:日本が問われていること』(岩波書店、2007年)、『裁判と歴史学:731細菌戦部隊を法廷からみる』(現代書館、2007年)、『戦災復興の日英比較』(知泉書館、2006年)、『満鉄労働史の研究』(日本経済評論社、2002年)など多数。
共訳書にR.ハリソン『産業衰退の歴史的考察:イギリスの経験』(こうち書房、1998年)、D・ダビディーン『大英帝国の階級・人種・性:W・ホガースにみる黒人の図像学』(同文舘出版、1992年)、トニー・メイソン『英国スポーツの文化』(同文舘出版、1991年)、T.S・アシュトン『イギリス産業革命と労働者の状態』(未来社、1972年)。
長谷川 淳一(はせがわ じゅんいち)
慶應義塾大学経済学部教授。専門はイギリス・日本の戦後社会・都市計画史。
著書にReplanning the Blitzed City Centre (Open University Press, 1992)、共著書にUrban Reconstruction in Britain and Japan, 1945-1955(University of Luton Press, 2002)、『戦災復興の日英比較』(知泉書館、2006年)、共訳書にP・クラーク『イギリス現代史:1900-2000』(名古屋大学出版会、2004年)。