商品説明
宣教師ニコライの日記抄
中村健之介・中村喜和・安井亮平・長縄光男 編訳
定価:7,150円(本体価格6,500円+税)
判型:四六 上製・美装箱入り
頁数:594
ISBN:978-4-8329-3291-3
Cコード:C1098
発行日:2006-06-25
●本書の特徴
編者によるサンクトペテルブルクでの日記発見から20年,膨大なロシア語原文の中から興味あふれる部分を厳選して日本語へ翻訳,詳細な訳注と解説を付して日本の読者に提供.幕末・明治期,日本での宣教に生涯を捧げたロシア人宣教師のヒューマンドキュメント.ロシア語原文(第1回木村彰一賞受賞)は日本語・英語・ロシア語の解説を付して小会から刊行されています.
●目次
凡例
第1篇 最初期の日記
第2篇 ロシア帰国時の日記
第3篇 上州,東北巡回日記
第4篇 駿河台の日記
第5篇 駿河台,日露戦争前夜の日記
第6篇 日露戦争時の日記
第7篇 日露戦争後の日記
訳者注
訳者あとがき
人名索引
●著者紹介
中村 健之介(ナカムラ ケンノスケ)
1939年、新潟県生まれ、大妻女子大学教授。
著書『宣教師ニコライと明治日本』(岩波書店)など。
中村 喜和(ナカムラ ヨシカズ)
1932年、長野県生まれ、共立女子大学教授。
著書『聖なるロシアを求めて:旧教徒のユートピア伝説』(平凡社)など。
安井 亮平(ヤスイ リョウヘイ)
1935年、愛知県生まれ、早稲田大学名誉教授。
論文「民族はどこから来て、どこへ行くか:グミリョーフの『激情の理論』」など。
長縄 光男(ナガナワ ミツオ)
1941年、東京都生まれ、横浜国立大学教授。
著書『ニコライ堂の人々:日本近代史の中のロシア正教会』(現代企画室)など。