商品説明
北海道大学放送教育委員会編
判型: A5 並製
頁数: 242
ISBN: 978-4-8329-0101-8
Cコード: C0091
発行日: 1984-09-25
●本書の特徴
代表的な作家の作品を通して北海道文学の成立を検討し,風土と文学の関連を考察する.従来の小説中心の文学史に,短詩型部門を組み入れた新鮮な構成.石川啄木・有島武郎・早川三代治・小林多喜二・久保栄・伊藤整・島木健作外を収録.〔1984年度北海道大学放送講座ラジオテキスト〕
●目次
1 北海道文学の成立 (和田謹吾)
2 石川啄木の世界(1)—函館時代の啄木 (桜井健治)
3 石川啄木の世界(2)—釧路時代の啄木 (鳥居省三)
4 有島武郎の世界—「カインの末裔」鑑賞のための予備的考察二,三 (高山亮二)
5 早川三代治の世界 (神谷忠孝)
6 小林多喜二の世界 (日高昭二)
7 久保栄の世界—鑑賞『火山灰地』 (小笠原 克)
8 女流文学の世界—森田たま,辻村もと子,畔柳二美 (木原直彦)
9 伊藤整の世界—詩集『雪明りの路』を読む (日高昭二)
10 島木健作の世界 (小笠原 克)
11 寒川光太郎の世界 (神谷忠孝)
12 北海道の俳句 (近藤潤一)
13 北海道の短歌—中城ふみ子の世界 (菱川善夫)
14 北海道の詩 (佐々木逸郎)
執筆者紹介 (執筆時)
和田 謹吾 (北海道大学文学部教授)
桜井 健治 (函館市役所企画室主査)
鳥居 省三 (釧路女子短期大学教授)
高山 亮二 (札幌大学女子短期大学部講師)
神谷 忠孝 (北海道大学文学部助教授)
日高 昭二 (藤女子短期大学助教授)
小笠原 克 (藤女子大学教授)
木原 直彦 (北海道文学館事務局長)
近藤 潤一 (北海道大学文学部教授)
菱川 善夫 (北海学園大学教授)
佐々木逸郎 (日本放送作家協会会員)
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●著者紹介
北海道大学放送教育委員会