商品説明
日本科学者会議編
判型: 四六 並製
頁数: 248
ISBN: 978-4-8329-2161-0
Cコード: C1300
発行日: 1985-11-25
●本書の特徴
環境アセス制度が環境保全のために役立っていないとすれば,それは,現在行われている環境アセスのあり方のどこかに問題があり, 何かが間違っているからといえよう. 環境アセスの実態に鋭いメスを加え,具体的例をあげて詳細に分析,そのあるべき姿を提示する.
●目次
第I部 免罪符化する環境アセスメント
第 1章 目隠し予測と手引き書の悪用 [道路アセスメント] (西川栄一)
第 2章 ずさんな行政側アセスメントと直方方式 [直方バイパス問題] (日比野正己)
第 3章 環境切り捨ての省エネ・アセスメント [発電所建設] (神山桂一)
第 4章 科学的偽装で真実も埋め立てる [埋立アセスメント] (安東 毅)
第 5章 水没する地方自治を住民参加で救えるか [ダム建設] (浅野 勇)
第II部 真の環境アセスメントの創造へ
第 6章 “期待される学問”—その現実とのずれ [生態学] (本谷 勲)
第 7章 住民の声をいかにして反映させるか [法制度の日米比較] (坂口洋一)
第 8章 I 「科学的な環境アセスメント」とは何か [あるべき姿1] (林 智)
第 8章 II 「計画アセスメント」と情報公開 [あるべき姿2] (伊勢洋昭)
●著者紹介
日本科学者会議