商品説明
越前谷 宏紀・田中 嘉寛・高崎 竜司・田中 公教著
判型: B5変型 並製
頁数: 96
ISBN: 978-4-8329-1406-3
Cコード: C0044
発行日: 2017-01-31
●本書の特徴
北大古生物学の基礎を築き上げた初代から第5代教授に注目し、その功績を振り返るとともに、彼らが収集した多くの貴重な化石標本を紹介する。さらに北大博物館を代表する標本「ニッポノサウルス」と「デスモスチルス」の詳細な解説、写真家による所蔵化石の標本写真を掲載する。
●目次
五人の巨星
長尾 巧
大石三郎
早坂一郎
湊 正雄
加藤 誠
恐竜研究の幕開け
ニッポノサウルス・サハリネンシス
デスモスチルス・ヘスペルス
N118標本室 石崎幹男
北大の宝
●著者紹介
越前谷 宏紀
北海道大学総合博物館資料部研究員。
北海道大学大学院理学研究科で博士号取得。魚竜、首長竜を中心に日本から発見された海棲爬虫類の研究を行っている。
田中 嘉寛
沼田町化石館学芸員・北海道大学総合博物館資料部研究員。
修士号を北海道大学大学院理学院で取得後、ニュージーランド・オタゴ大学で博士号取得。海棲哺乳類の進化を研究している。
高崎 竜司
北海道大学大学院理学院博士課程。
恐竜を始めとした主竜類の内臓(特に胃)の進化を研究。学部時代はニッポノサウルスの再々研究を行い、現在でも研究を継続している。
田中 公教
北海道大学大学院理学院博士課程。
恐竜時代に棲んでいた絶滅鳥類ヘスペロオルニス類の進化を研究し、現生鳥類の起源を追求している。博物館学に興味が深い。