商品説明
足達富士夫著
判型: 四六 並製
頁数: 234
ISBN: 978-4-8329-7401-2
Cコード: C1052
発行日: 2008-11-25
●本書の特徴
常に新しさを求める建築家は,行為としての日常生活と意識としての日常性とを混同している。住宅が責任をもたなければならないのは日常生活にである。平凡なことは大切だ。—自らの歩みを振り返り,庶民=生活者の暮しのすまいとは何かを考え続けた著者の,人間主義の建築思想。
●目次
1. 奈良から札幌へ
2. 東京に住む
3. 奈良の官舎
4. 暑さと寒さ
5. 札幌の家
6. 私の家
7. フランスのアパートなど
8. 美意識とデザイン
9. 田舎の生家
10. 京都の下宿
11. 最後のすみか—墓
●著者紹介
足達 富士夫
1932年 京都府に生まれる
1955年 京都大学工学部建築学科卒業
日本住宅公団(当時),奈良女子大学勤務を経て,
北海道大学工学部授,福山大学教授
2002年 没
著 書
北海道農村住宅変貌史の研究〈編著〉(北海道大学図書刊行会,1995年)
北の住まいと町並(北海道大学図書刊行会,1990年)
新建築学大系(7)住居論〈共著〉(彰国社,1987年)
北海道の住宅と住様式〈編著〉(北海道大学図書刊行会,1982年)
歴史の町なみ 北海道・東北篇〈編著〉(NHKブックス,1980年)