商品説明
足達富士夫著
判型: 四六 並製
頁数: 258
ISBN: 978-4-8329-7131-8
Cコード: C1052
発行日: 1990-02-25
●本書の特徴
日本都市学会奥井賞受賞。
半年におよぶ“冬”の生活を,どうすれば合理的に,そして快適に過ごせるだろうか? 多雪寒冷という北国に独特の環境のなかで,よりふさわしい生活様式や文化のあり方を考えるとともに,そのために必要な住空間のプランを設計し,北国の暮らしへの新たな発想を提供する.
●目次
第I章 屋内型の住宅と住様式
1 住宅の開放型と閉鎖型
2 屋内型の生活構造
3 つどいの生活と住宅の形
4 中間的空間の効用
5 住宅規模の地方性
6 求心型の住宅デザイン
7 新しい「民家」を
8 屋内型住宅の普遍性
第II章 集住のかたち
1 高密度の住む技術
2 「民家」としての集合住宅
3 北海道の「町家」のイメージ
第III章 北海道の町並
1 町のかたち—計画性と多様性
2 町並の再生
●著者紹介
足達 富士夫
北海道大学名誉教授.工学博士.建築学専攻.
主要著書:
歴史の町なみ北海道・東北編 (編著,NHKブックス,1980)
北海道の住宅と住様式 (編著,北海道大学図書刊行会,1982)
新建築学大系(7)住居論 (共著,彰国社,1987)
北海道住宅変貌史の研究 (編著,北海道大学図書刊行会,1995)