商品説明
R.フィーニー著/片桐千仞・片桐洋子訳
判型: 四六 並製
頁数: 230
ISBN: 978-4-8329-2171-9
Cコード: C1340
発行日: 1986-02-25
●本書の特徴
「髪は白く背はややかがみ,よく整備された研究室をもつ,人生の半ばを過ぎた大学教授」のフィーニー先生はひょんなことから,卵白タンパクの研究材料であるペンギンの卵を求めて南極へ出かけることになった.米国の生化学者が南極での研究生活をユーモアたっぷりに語る.
●目次
1 思いがけない南極行
2 いざ,未知の大陸へ
3 グロジェ岬での生活
4 アデリーペンギンとの出会い
5 初めてのブリザード
6 ニュージーランドの人たち
7 オーストラリアへの旅
8 南極大陸の「発見」
9 白熱化する南極計画
10 われら巣泥棒
11 寒さをスパイスに
12 危機一髪
13 翌年のために
14 南極男の孤独
15 つり小屋つくり
16 アザラシを利用して魚つり
17 ペンギン対ヒト
18 南極野郎,奮戦する
19 天然の科学研究基地
20 ほろ苦く,美しい土地
21 皇帝ペンギンとハレット岬
22 ホワイトアウト脱出
23 麗しき女性隊員
24 相次ぐヘリコプターの墜落
25 さらば,わが愛する南極
26 ケンブリッジにて
27 タンパク質の謎を追って
28 南極よ,永遠なれ
29 冷たい海にすむ魚たち
●著者紹介
フィーニー,R.
元カリフォルニア大学デービス校教授.
カリフォルニア大学名誉教授.
片桐 千仭
北海道大学低温科学研究所生化学部門助手.
片桐 洋子
北海道大学免疫科学研究所細胞免疫部門非常勤研究員.