商品説明
錫谷 徹著
判型: B6 並製
頁数: 292
ISBN: 978-4-8329-2121-4
Cコード: C1347
発行日: 1983-03-10
●本書の特徴
戦後史の謎としていまなお話題性をもつ下山事件の根幹に触れ,科学としての法医学が本来あるべき姿を究明する力作.「死とは何か」という現代医学の新たな議論を前提として,法医学の最新の成果と方法論を具体的に示し,解説する中で,事件の核心に迫る.
●目次
第I部 死の法医学
第 1章 法医学概観
第 2章 死の判定
第 3章 生活反応
第 4章 死因の診断
第 5章 死亡の種類
第 6章 外因死の種類
第 7章 縊死の機序
第 8章 死体現象
第 9章 安楽死問題の周辺
付 サナトロジー(死学)の樹立
第II部 法医学からみた下山事件
第 1章 轢断死体
第 2章 下山事件
●著者紹介
錫谷 徹
元北海道大学医学部教授(法医学教室).
主要著書:
法医診断学 (南江堂)
ポーラログラフィーの医学的応用 (英文,北海道大学医学部)