商品説明
サハリンに残された日本 ― 樺太の面影、そして今
斉藤マサヨシ 著
定価:4,620円(本体価格4,200円+税)
判型:B5 並製
頁数:88
ISBN:978-4-8329-3396-5
Cコード:C0072
発行日:2017-09-25
●本書の特徴
かつて日本が統治していたサハリン(樺太)。70年以上たったいまも、当時の日本人の足跡が、一部は壊れたり傷ついたりしながらも残っている。著者が10年以上にわたってサハリン全島をめぐり、サハリンの自然、日本時代の記憶と現在の人々の暮らしを写し取った写真集。
●目次
サハリン(樺太)と私
稚内とサハリン,そして斉藤マサヨシさんと出会うまで………岩下明裕(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授)
州都ユジノサハリンスクとその周辺地域
ユジノサハリンスク(旧豊原)
コルサコフ(旧大泊)
メレイ(旧女麗)
レスノエ(旧落帆)
ポジャルスコエ(旧瑞穂)
ドリンスク(旧落合)
シネゴルスク(旧川上炭鉱)
ブイコフ(旧内淵)
サハリンの西海岸地域
クリリオン湾(旧白主)
クリリオン湾から見える日本
クズネッツオーバ岬(旧宗仁岬)
ゴルノザボーツク(旧内幌)
プラウダ(旧広地)
ネベリスク(旧本斗)
ホルムスク(旧真岡)
トマリ(旧泊居)
クラスノゴルスク(旧珍内)
ウグレゴルスク(旧恵須取)
ウダールヌイ(旧太平)
シャフチョルスク(旧塔路)
サハリンの東海岸地域
スタロドブスコエ(旧栄浜)
ヴズモーリエ(旧白浦)
マカロフ(旧知取)
ポロナイスク(旧敷香)
チュレニー島(旧海豹島)
北緯50度周辺と北サハリン地域
ポベジノ(旧古屯)
ユージナヤハンダサ(旧半田沢)
アレキサンドロフスク・サハリンスキー
ヴィアフトゥ
トゥイク岬(旧ノテト岬)
ルプロワ(旧ナニオー)
オハ
カメラを持った林蔵………刀祢館正明(朝日新聞記者)
あとがき
●著者紹介
斉藤 マサヨシ(サイトウ マサヨシ)
写真家
1955年 北海道稚内市生まれ
東京写真大学短期大学部(現東京工芸大学)卒業
稚内市役所に勤務、観光交流課長、教育部長等を歴任、2015年退職
写真工房Westenを主宰
(本書刊行時の情報です)