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農業/農学/水産学
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石塚喜明著
生命を支える農業―日本の食糧問題への提言―

ISBN4-8329-7321-5/2001/四六判・128頁・定価1680円(本体1600円+税5%)

70年にわたり農学研究に携わってきた碩学が,日本農業の未来を憂えて語りかける農業の使命と本質.

石塚喜明著
日本の農業・アジアの農業

ISBN4-8329-7361-4/2004.3.25/四六判・並製・200頁・定価2100円(本体2000円+税5%)

日本農学研究の最長老の一人である著者が広い視野から,いまなお若々しい問題意識で後進に贈る激励のメッセージ.当会刊行の 前著『生命を支える農業』 に続き,日本の農業と発展途上国,とくにアジアの農業の過去と現在,そして未来についての根底的な問題を平易に語る.

出村克彦・山本康貴・吉田謙太郎編著
農業環境の経済評価−多面的機能・環境勘定・エコロジー

ISBN978-4-8329-6689-5/2008.3.31/A5判・上製・486頁・定価9975円(本体9500円+税5%)
本書は,5部18章から構成なる。第T部では,社会調査法の理論的枠組みと実際上の具体的調査方法と手順を紹介する。第U部では,主要な環境評価手法を扱い,理論的・実証的改良を加えた4章で構成している。第V部では,LCAを,経営形態別に稲作,酪農に適用した分析と,バイオスプラント導入による酪農由来の有機資源循環システムの環境負荷削減効果を地域(町)全体で評価するもので,4章構成となっている。第W部では,主にマクロ面からの環境評価手法とその適用と分析を扱い,4章で構成している。第X部は,生態系の物質循環機能を考慮した環境・経済理論の系譜を示し,それに基づく生態系と人間活動の関連を評価するもので,環境評価の分野では新しい領域である。4章で構成されている。

七戸長生著
日本農業の経営問題―その現状と発展論理―

ISBN4-8329-5311-7/1988/A5判・312頁・定価3360円(本体3200円+税5%)

緊迫した状況下にある日本農業の全貌を,冷静かつ客観的な視点から把える意欲作.見せかけだけの精緻な経済理論や伝統的心情論の間を揺れ動く最近の論調を打ち破り,日本農業の“病理”や“生理”を克明に追究,農業経営の基礎概念を整理・解説するとともに,現状の打開方向を示す.

近藤巧著
基本法農政下の日本稲作―その計量経済学的研究―

ISBN4-8329-5891-7/1998/A5判・228頁・定価5040円(本体4800円+税5%)

日本農業に占める自立経営農家の地位と平均経営規模の推移をもって判断すれば,農業構造改善政策は土地利用型農業では失敗したと考えられる.この典型が稲作である.本書は計量経済学的手法を用いて稲作生産構造の変化を分析し,今後の比較劣位化の回避を展望する.

牛山敬二・七戸長生編
経済構造調整下の北海道農業

ISBN4-8329-5441-5/1991/A5判・502頁・定価6300円(本体6000円+税5%) 
<品切>
基本法農政を達成した唯一の地域北海道は,農産物自由化を中心とする農政の転換により危機的状況にある.外圧の嵐の中で,最後の農業基地北海道に残された道はなにか,本書は1986年以来3年間の詳細な実態調査に基づいた,この問題への具体的で説得力ある回答である.

岩崎徹編著
農業雇用と地域労働市場―北海道農業の雇用問題―

ISBN4-8329-5841-0/1997/A5判・312頁・定価4725円(本体4500円+税5%)
現在,農業労働力の脆弱化による農業生産の停滞が,日本農業にとって最大の問題となっている.本書はこのような動向を逸早く体現している北海道を対象に,雇用型農業経営や地域農業支援組織の現状を系統的かつ総合的に把握しその問題点を分析・整理することを目的としている.

臼井晋編著
大規模稲作地帯の農業再編

ISBN4-8329-5621-3/1994/A5判・296頁・定価6090円(本体5800円+税5%)
全国的にも屈指の大規模稲作地帯である石狩川下流域の一典型町村の分析.その発展から停滞への局面変化に内在する論理を解明することにより,今後の新たな発展に向けての政策的・経営的課題とその条件を提示する.

土井時久・伊藤繁・澤田学編著
農産物価格政策と北海道畑作

ISBN4-8329-5681-7/1995/A5判・286頁・定価4830円(本体4600円+税5%)
畑作物価格政策による経済主体間(政府,生産者,実需者など)の経済余剰移転の数量的評価や,供給に関連する経営内部や農村間の資源調整の数量的分析など,既存の研究にはない試みを適用し,畑作農業を「経済学的」に見直そうとする意欲作.

岩崎 徹・牛山敬二編著
北海道農業の地帯構成と構造変動

IISBN4-8329-6571-9/2006.2.25/A5判・上製・544頁・定価9975円(本体9500円+税5%)
1980年代後半以降の農業グローバリズム=「農業国際化」の本格的展開のなかで,北海道農業がどのような変化を遂げたのかを,1970年代にほぼ形成された農業の地帯構成(水田型地帯・畑地型地帯・草地型地帯・中山間地帯)との関連で解明した,現段階における北海道農業論の集大成。

臼井晋・三島徳三編著
米流通・管理制度の比較研究−韓国・タイ・日本−

ISBN4-8329-5611-6/1994/A5判・256頁・定価3990円(本体3800円+税5%)
基本的に自由流通の体制にあるタイ,部分管理ないし間接統制の体制にある韓国の米市場の流通と管理の実態を調査,これを日本の「全量管理」体制と比較検討することにより,今後の米管理のあり方に一石を投ずる意欲作.

黒柳俊雄著
Economic Effects of the Agricultural Policies in Japan

ISBN4-8329-0241-5/1991/A5判・64頁・定価3150円(本体3000円+税5%) <品切>
1962年から79年までの18年間,わが国の農業財政支出が果たしてきた全ての経済効果を計量経済学的に分析した労作.国際化時代に直面し,大幅な農産物輸入が実施された場合を想定,その際の経済的影響へのシミュレーション分析を加えた,望ましい農業政策策定への貴重な提言である.

川村琢・湯沢誠編
現代農業と市場問題

ISBN4-8329-5091-6/1976/A5判・578頁・定価5040円(本体4800円+税5%)
農業をめぐる諸市場を相互の区別と関連で包括的に取り扱うことにより,市場問題を流通過程のみならず生産関係にまで高め,新たな視角を設定する実証研究である.高度に発達した資本主義の中で非資本主義的農民的農業の併存する特殊日本農業の構造変化を総合的に解明する.

足羽進三郎著
農業協同組合の研究

ISBN4-8329-5081-9/1976/A5判・256頁・定価3150円(本体3000円+税5%) <品切>
長年の学問的関心である欧米の農協運動の展開を基軸におき,理論的にも実証的にも高度の水準を誇る日本の農協研究に,さらに国際的な視角を提供した著者の業績を集大成した労作.日本と欧米の農協運動・農協理論も鋭く対比させ,広い視野に立つ農協研究を展開する.

矢崎俊治著
営農集団と農協

ISBN4-8329-5401-6/1990/A5判・200頁・定価3150円(本体3000円+税5%)
農業経営が直面する危機的状況は押し寄せる自由化の嵐に留まらず,生産の担い手を喪失しつつある点にも見られる.営農集団の確立による農業再編を目指し,新たな土地利用方式のモデルを紹介するとともに,地域農業存立の条件を検討するなかで,農協の果たすべき役割を明らかにする.

太田原高昭著
北海道農業の思想像

ISBN4-8329-3161-X/1992/四六判・274頁・定価2100円(本体2000円+税5%)
農民のエネルギーがどう発揮されるか,それが危機下の北海道農業の運命を決める.開拓以来繰り返し訪れた危機を,自らの力で突破してきた北海道農民の,内面の思想の歴史をたどり,北海道農業の未来を展望する意欲作.

石塚喜明著
生命を支える農業―日本の食糧問題への提言―

ISBN4-8329-7321-5/2001/四六判・128頁・定価1680円(本体1600円+税5%)
70年にわたり農業研究に携わってきた碩学が,日本農業の未来を憂い,農業の使命と本質について消費者に平易かつ明快に語りかける.21世紀の日本の食糧問題を解くカギがここに示されている.これまで農業に関心のなかった一般の方々に,是非読んでいただきたい.

Z.A.メドヴェーヂェフ著/佐々木洋訳
ソヴィエト農業1917-1991−集団化と農工複合の帰結−

ISBN4-8329-5711-2/1995/A5判・412頁・定価6825円(本体6500円+税5%)
レーニンからゴルバチョフに至る歴代指導者の農業政策に検討を加え,ソヴィエトの運命が決定的に農業の浮沈にかかっていた所以を解明する.ソヴィエト農業の歴史を政治的,経済的,技術的側面から初めて包括的に分析した力作.日本語版への補章を含む.

出村克彦・但野利秋編著
中国山岳地帯の森林環境と伝統社会

ISBN4-8329-8141-2/2006.3.31/A5判・上製・490頁・定価10500円(本体10000円+税5%)

アジア地域に共通の課題である,貧困と環境破壊の悪循環を断ち切り,自然環境保全と持続的な経済成長および人間生活の向上を図るために,自然生態系の機能と人間活動の関連性を分析し,その共存原理を明らかにする日中共同プロジェクトの成果のまとめ.5部20章から構成.

七戸長生編
The Nomadism in China

ISBN4-8329-0212-1/1994/B5判変型・280頁・定価12600円(本体12000円+税5%)
[Joint Field Research by All the Year Round Survey on the Pastoral Production in Arid Region]
中国乾燥地域での牧畜(遊牧)の経営実態を明らかにし,今後のあり方,施策の方途について,技術的・社会経済的視点から論じる.

由田 宏一編
有用植物和・英・学名便覧

ISBN4-8329-8071-8 /2004.5.25/A5判・並製・374頁・定価3990円(本体3800円+税5%)
和名や学名をすばやく知るための便利帳に徹して,以下の特徴をもたせました。(1)新旧や国の内外を問わず和名ある有用植物2,446種について和名3,946と英名3,782を収録。(2)漢字や,用途も加えて,より便利なものになるようくふう。植物を応用的に扱う農学系の研究者や実務担当者にとって必携の書。

井宗宏編
ブルックス札幌農学校講義

ISBN4-8329-8081-5/2004.11.10/B5判・上製・422頁・定価10500円(本体10000円+税5%) 
これまでクラークの陰に隠れていたW. P.ブルックス教授が,1877-79年(明治10-12年)に北海道大学の前身である札幌農学校で行なった農学講義を,第2期生新渡戸稲造らの講義ノートから再現し,これに章ごとの解説とその後の継承・発展の経過を加えた。

山本正編
近世蝦夷地農作物年表

ISBN4-8329-5791-0/1996/A5判・146頁・定価2940円(本体2800円+税5%)
明治以前=蝦夷地の農業については従来ほとんど研究がなされておらず,その全容は不明のままであった.本書は農学研究者の著者が膨大な文献史料に取り組み,その中から作物毎に栽培の歴史をまとめ,蝦夷地の農作物の全貌を明らかにした,初めての農作物年表である.

山本正編
近世蝦夷地農作物地名別集成

ISBN4-8329-5971-9/1998/A5判・252頁・定価3360円(本体3200円+税5%)
『近世蝦夷地農作物年表』の姉妹編.当時の地名を現行の市町村別分類に基づき配列し,その地域で昔,何が栽培されていたかを克明にたどる.郷土の歴史に新たな発見をもたらす資料として興味が尽きない.地域別の農作物栽培の全容を明らかにした初の「蝦夷地農作物地名辞典」.

山本 正著
近世蝦夷地農作物誌

ISBN4-8329-6641-3/2006.6.25/A5判・並製・330頁・定価3780円(本体3600円+税5%)
『近世蝦夷地農作物年表』『近世蝦夷地農作物地名別集成』の2著と合わせた3部作の完結編.イネ・アワ・ヒエ・ソバからムギ・ダイズ・バレイショ・ダイコン・カブさらにはキュウリ・ナス・スイカ等々の農作物がどこで,どのようにして作られ,どう広がっていったのかを,膨大な史料に基づき詳細に叙述した著者のライフワーク.

山本 正・高畑 滋・森田弘彦著
北海道山菜誌[復刊]
ISBN978-4-8329-1222-9/2009.3.25/四六判・276頁・定価1680円(本体1600円+税5%)
山菜といえば趣味的な気持を込めて語られてきたが,今日の食卓を彩る作物も,そのルーツを探れば必ず野草に行きあたる。本当の食物や食文化の在り様を求め,北海道自生の45種を素材に植物学から文化史まで,著者の体験を踏まえて幅広く検討を加えた山菜の文化誌!

寺澤實・C.A.マクロード・玉井裕編
Tree Sap

ISBN4-8329-0242-3/1995/B5判・164頁・定価8400円(本体8000円+税5%)
Proceedings of 1st International Symposium on Sap Utilization(ISSU) in Bifuka '95, Bifuka, Hokkaido, Japan, April 10-12, 1995
樹液利用に関する基礎から応用まで,世界8カ国から参加した樹液研究者による第1回「国際樹液サミット」報告.

寺澤 實編
Tree Sap II

ISBN4-8329-0287-3/2000/B5判 ・上製 ・168頁 ・定価8400円(本体8000円+税5%)

Proceedings of 2nd International Symposium on Sap Utilization(ISSU) in Bifuka 2000, Bifuka, Hokkaido, Japan, April 21-23, 2000. 1995年の第1回国際樹液サミット以後の研究の進展をまとめた報告集.

大谷諄著
Wood Micromorphology:
An Atlas of Scanning Electron Micrographs

4-8329-0277-6/2000/B5判・208頁・定価10500円(本体10000円+税5%)
複雑な構造の木材組織を走査電子顕微鏡で10万倍に拡大し,明細な写真で立体的に視覚化した図説.木材構造組織学の先駆たる北大農学部林産学教室の学統を継ぐ著者が,30年間にわたり撮り続けた 6万枚の写真のなかから300枚を厳選したライフワーク.

谷口信一教授退官記念会編
林業の経営と森林施業

ISBN4-8329-0706-9/1980/ <品切>
林業生産を担う主体は個別経済としての林業経営である.本書は林業経営を「施業」という概念を基軸に体系化した森林経理学の立場を中心として,新たな林業経営学の確立を目指す意欲的な論文集であり,今後の林業の理論と実践に資するところ,少なくないであろう.

中村太士・柿澤宏明編著
森林のはたらきを評価する―市民による森づくりに向けて―

ISBN978-4-8329-8189-8/・A4判・ソフトカバー・172頁・フルカラー・定価4,200円(本体4,000円+税5%)
本書では、北海道が公表した「森林機能評価基準」を使い、森林のはたらきをわかりやすく評価する方法を紹介する。さらに、森林のはたらきを発揮させるために、どんな森づくりを行うべきなのか、そのプロセスについて議論する。北海道白老町で、森林機能評価を活用して行われた協働による新たな森づくりは行政・森林関係者の高い関心を呼ぶものと期待される。


小関隆祺著
林政学研究

ISBN4-8329-9191-4/1987/A5判・408頁・定価5670円(本体5400円+税5%)
揺れ動く林業の現実を鋭く直視し,その流れと変遷を分析する中で問題の由来を解明・提示する労作.「林政への提言」「林業賃労働と林業資本」「北海道林業史」の3部からなり,我国における林政学の理論的指導者の,林業に対する想いと将来への真摯な問いかけが展開される.

新島義直・村山醸造著
森林美学 [復刻版]

ISBN4-8329-9301-1/1991.2.25/菊判 ・上製 ・724頁 ・定価9975円(本体9500円+税5%) <品切>
日本で唯一開講されていた北大農学部 「森林美学」 の講義を もとに大正7年に刊行された名著の覆刻. 明治時代の風景論の名著として誉れ高かった志賀重昂 『日本風景論』 (1894), 小島烏水 『日本山水論』 (1905) などと並ぶ高い評価を受け, 版を重ねた. 森林を美学的視点からとらえ直す時期を迎えている今日, 本書は大いなる示唆をあたえるであろう.

石井 寛編著
復元の森―前田一歩園の姿と歩み−

ISBN4-8329-9971-0/2002.5.25/B5判・上製・312頁・定価18900円(本体18000円+税5%) <品切>
阿寒湖をめぐる約3600ヘクタールに及ぶ所有林の歴史的変遷と前田家の山林経営の目標と方針,施業実態などを調査記録.300年の天然林復元を森づくりの基本に掲げている「前田の森」のありのままの姿が書きとめられている.財団20周年記念出版.

新谷融・黒木幹男編著
流域学事典―人間による川と大地の変貌―

ISBN978-4-8329-8151-5/2006/B5判 ・上製 ・232頁 ・定価6000円+税
流域の変動をその基本的な仕組みから説き起こし、水源、上流の山地から河谷、平野を経て海岸まで、人間活動とのかかわりでの動態を、対象分野別に、多数の図版や写真を用いて体系的かつ簡潔に叙述した流域事典。技術者および行政関係者にとって必携の書といえよう。

新谷融・黒木幹男編著
流域動態の認識とその方法

ISBN4-8329-9941-9/2001/B5判・264頁・定価6930円(本体6600円+税5%) <品切>
10年にわたる試験流域での調査・検討に基づき,流域土砂動態の基本認識・調査手法・解析方法を集成した労作.土砂の生産・流失過程に見られる滞留現象を分析することにより,流域の土砂動態特性(生産,土砂収支,流失)を解明する手法を提起する.

新谷 融・黒木幹男編著
流域学事典―人間による川と大地の変貌

ISBN4-8329-8151-X 2006.7.25/B5判・上製・232頁・定価6300円(本体6000円+税5%)

流域の変動をその基本的な仕組みから説き起こし,水源,上流の山地から河谷,平野を経て海岸まで,人間活動とのかかわりでの動態を,対象分野別に,多数の図版や写真を用いて体系的かつ簡潔に叙述した流域事典.技術者および行政関係者にとって必携の書といえよう.

東三郎著
低ダム群工法−土砂害予防の論理−

ISBN4-8329-9081-0/1982/ <品切>
工学的視点に囚われ大型の砂防ダムを造ることに専念してきた治山・砂防事業を検討しなおし,生態系を失うことなく土砂害を防ぐという「砂防」本来の目的を追究する最新の工法.有珠山の泥流,日高の水害等でも低ダム群工法の有効性は具体的に立証され,脚光を浴びている.

西山岩男著
イネの冷害生理学

ISBN4-8329-9171-X/1985/ <品切>
イネの冷害研究,ことにその生理学的研究はわが国が世界のトップを切っているが,現代科学の最先端をもってしても,冷害克服の方途は容易なことではない.本書はイネの冷害ないし冷温障害に関する生理学的文献を網羅的に調査・整理しており,今後の研究に必携の基本文献といえよう.

石塚喜明編
植物栄養学論考

ISBN4-8329-9221-X/1987/ <品切>
高度成長時代を受け,'60年代を通じ「肥料学」から発展・拡大した「植物栄養学」を回顧・展望する論文集.植物栄養学成立の意義,隣接領域からみた植物栄養学,研究者自身が考える植物栄養学,の3点を主題に,関連分野の泰斗多数から成る多彩なメンバーが論じている.

桐山修八・荒井綜一編
ペプチド栄養

ISBN4-8329-9291-0/1990/A5判・224頁・定価3150円(本体3000円+税5%) 
<品切>
タンパク質栄養の主要課題の一つ“ペプチド栄養”に関するシンポの成果.農芸化学と医学を繋ぐ日本初の企画. タンパク質の消化過程で生じるペプチドの吸収機構に始まり,栄養価判定,臨床応用等幅広い内容を扱っており,食品学・栄養学・医学に関連の産業界必読.

上田一郎編著
微生物の病原性と植物の防御応答

ISBN978-4-8329-8172-0 2007.2.28/B5判・上製・カバー・248頁・定価12600円(本体12000円+税5%)
本書では,植物が本来もっている防御応答の分子機構解明を目指す,これからの若い研究者を対象に,最新の防御応答分子機構を詳説した。植物が病原微生物を認識し,シグナル伝達系を通じて種々の防御応答が発現する一連の分子機構と,さらに病原微生物が宿主因子と相互作用して発現させる病原性,および宿主抵抗性の分子機構に関して,特定領域研究の成果を詳しく解説した。また具体的なデータをできるだけ多く掲載し,これに詳しい説明を加えて,読者が知識としてだけでなく,実際の研究に応用できるように努めた。微生物の病原性と植物の防御応答について,最新の,かつ幅広い研究を知るための学生・院生・研究者必読の書である。

北海道農業フロンティア研究会編
土は求めている

ISBN4-8329-9311-9/1991/四六判・332頁・定価2520円(本体2400円+税5%)
開拓以来120年の歴史をもち,最後に残された農業基地北海道は,ECと肩を並べるだけの可能性を秘めている.本書は,そうした可能性を現実のものとするために必要な研究・技術開発への提言で,特に連作障害を中心にした“土”の問題を重視した点に特徴がある.

佐久間敏雄・梅田安治編著
土の自然史―食料・生命・環境―

ISBN4-8329-9731-9/1998/A5判・256頁・定価3150円(本体3000円+税5%)
土の科学は,19世紀に農学・林学の一分野として発展してきた.そして今や,それはかつてないほど幅広くなり,大気圏の科学や工学あるいは環境科学の関連分野と新しいネットワークを形成しながら急速に展開しつつある.19人の第一線の研究者が,さまざまな視点から土の科学を語る.

鈴木敬策著
覆刻 農業土木学

ISBN4-8329-9061-6/1980/菊判・328頁・定価2625円(本体2500円+税5%)
本州における農業土木学が水田への潅漑技術を主とする農業水利を中心に発展したのに対し,北海道開拓を背景とした札幌農学校では,測量をベースに開拓から土地改良へという分野に重点がおかれてきた.北海道農業の原点をさぐる農業土木学の古典.明治42年発刊!

北海道農業土木史編集委員会編
北海道農業土木史

ISBN4-8329-9151-5/1984/A5判・324頁・定価7350円(本体7000円+税5%)
開拓使以来,北海道の農業土木事業は在来技術と輸入技術が混じり合いながら展開され,多くの試行の上に技術的蓄積が続けられた.北海道拓殖にとって“農業土木”は主要な部分を占め,国家政策の先端事業であった.そこには,地域工学を目指す現代農業土木の原形をみることができる.

岡村俊民著
農業機械化の基礎

ISBN4-8329-9331-3/1991/A5判・414頁・定価6720円(本体6400円+税5%)
農業機械化の問題は,従来ハードウエア的な観点からのみ論じられることが多かった.本書では,機械を経済的・効率的に利用する技術の確立と,その技術の普及を図ることに関係するソフトウエア的な側面から論じ,機械と作物の接点に関する諸問題を明らかにしようと試みる.

岩崎 徹著
馬産地80話−日高から見た日本競馬

IISBN4-8329-3371-X/2005.11.10/四六判・並製・270頁・定価1890円(本体1800円+税5%)
<日本競馬の世界に誇るべき特徴は大衆競馬にあり!> 北海道・日高地方を中心とした競走馬生産と馬産地の構造をわかりやすく解説し,著者年来の主張を提言する。競馬ファン必読の力作!

西浜雄二著
オホーツクのホタテ漁業

ISBN4-8329-9531-6/1994/A5判・228頁・定価3150円(本体3000円+税5%)
サロマ湖は,世界最高の栽培漁業・ホタテ栽培の故郷である.それは,北海道水産増殖の父・木下虎一郎の研究に始まる.本書は,発祥の地オホーツクを舞台に,自然の成立ちを横糸に人々の苦闘を縦糸にして織りなした半世紀にわたるホタテ栽培漁業の発展史である.


小林哲夫著
日本サケ・マス増殖史

ISBN978-4-8329-8186-7/2009.2.25/A5判・上製・324頁・定価7,350円(本体7,000円+税5%)
わが国のサケ・マス人工孵化事業が,海外からも注目されるような資源増大を果たせるようになるのに,1世紀の歳月を要した。本書は,近年,世界的に注目されているわが国のサケ資源増大を支えている人工ふ化事業の100年あまりに及ぶ歩みを技術的側面から集成したものである。水産関係者待望の書。

阿部周一 編著
サケ学入門−自然史・水産・文化

ISBN978-4-8329-8193-5/2009.12.25/A5判・並製・270頁・定価3150円(本体3000円+税)
第T部では分類と分布を概説する。第U部では資源と環境について概説する。第V部では生物学および水産学上の大きな謎の1つであるサケ類の回遊について,その行動・感覚・生理機能の解析から迫る試みを紹介する。第W部ではバイオテクノロジーについて概説する。第X部では食物としてのサケについて概説する。第Y部ではサケ文化を紹介する。大好評の『ヒグマ学入門』同様に北大が自信を持ってお勧めする話題の本。

渡辺勝敏・橋 洋 編著
淡水魚類地理の自然史−多様性と分化をめぐって

ISBN978-4-8329-8192-8/2010.1.25/A5判・並製・298頁・定価3150円(本体3000円+税)
 淡水魚はどのようにして現在の分布になったのだろうか? 第T部では現在の分布を読み解くための基礎知識を概説する。第U部では日本列島の淡水魚類相成立過程について,種内系統地理研究の先駆けとなった代表的な研究例を通して迫る。第III部では,系統地理パターンを検討するうえで,他種や倍数性集団を考慮しなければならない複雑な状況について取り上げる。第W部では淡水魚地理の総合的理解に向けて,さまざまな視点からの展望が語られる。第一線で活躍している若手・中堅の研究者13名が,地域によって「顔が違う」淡水魚類の進化史について熱く語る。

三浦汀介著
ゼロエミッションと新しい水産科学

ISBN978-4-8329-8187-4/2009.3.10/A5判・並製・182頁・定価1,890円(本体1,800円+税5%)
ゼロエミッション(持続可能性)という言葉が生まれて10年がたち,今日では一般的な概念として定着した。しかし単にゴミをゼロにすることと理解している方々も多い。本書は,ゼロエミッションの概念的な説明に加えて,水産科学における持続可能性について具体的に解説したわが国で初めての教科書である


木村喬久編
Salmonid Diseases

ISBN4-8329-0266-0/1992/B5判・344頁・定価10500円(本体10000円+税5%)
Symposium on Salmonid Diseases/October 1991
全世界に幅広く分布し,養殖も盛んなサケ科魚類の疾病に関する国際シンポジウムの成果.

白井滋著
Squalean Phylogeny

ISBN4-8329-0276-8/1992/B5判・220頁・定価8400円(本体8000円+税5%)
A new framework of“Squaloid”sharks and related taxa.
ツノザメ亜目魚類の系統類縁関係に関する独創的な新仮説.1989年米国の学会で発表した仮説はストイ賞を授賞し,内外の研究者に大きな波紋を与えた.